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システムの活用

【2025年】勤怠管理システム比較15選|料金や機能で選べる比較表つき

著者:チームスピリット編集部

勤怠管理システムの基本となる機能(打刻や集計・各種管理レポート)は、製品間で大きな違いはありません。

以下の観点を考えて、選ぶべきシステムを正しく比較検討することが重要です。

  • ビジネスモデルはどのようなものか
  • 現在抱えている勤怠管理上の課題は何か
  • システムの見直し(リプレイス)か、初めて導入するか

本記事では「多様な勤務体系に対応させたい」「自社の業種に合ったシステムを選びたい」など、具体的な悩みに合わせたおすすめ製品をタイプ分けして比較・紹介します。勤怠管理の課題解決に最適な勤怠管理システムが選べるようになっているため、ぜひ最後までご覧ください。

1つのシステムで勤怠と工数を一元管理!
手作業・ミスを激減させませんか?

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせたプラン「チムスピMix」では、「実労働時間」と「工数実績の合計時間」を簡単に完全一致させられます。

そのため、勤怠・工数の突合作業負担を軽減でき、締め時間の短縮はもちろん、正確な労務費の算出まで可能です。

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この記事の監修者

ロームテック
緒方 瑛利(特定社会保険労務士・ITストラテジスト)

1989年北海道むかわ町生まれ。民間企業で総務・IR広報業務に従事したのち経済団体に転職。創業・融資・労務に関する相談を経て人材とITの必要性を強く実感し、ITに強い社労士事務所としてロームテックを2020年に開業。労務やITの情報を発信している。

https://www.ro-mutech.com/

勤怠管理システムとは

勤怠管理システムとは労務管理システムの一つで、出勤・退勤の時刻記録や時間外労働(残業)の集計など労働者の勤怠状況を正しく把握することができるシステムのことをいいます。

勤怠管理システムの標準的な機能一覧

  • 出退勤時刻・休憩時間の打刻と記録
  • 労働時間(残業時間・休日労働時間・深夜労働時間)の集計
  • 給与計算に必要な勤怠情報の出力
  • 出勤簿の出力

上記のほか、システムによっては以下の機能を備えた製品もあります。

  • 残業や休暇の申請
  • 年次有給休暇の付与
  • 給与計算システムとの連携
  • シフト管理など

法改正により、2025年には子を養育する従業員について残業免除申請の対象拡大や、始業終業時刻の変更措置等を事業主が講ずることが義務付けられます。

法改正に伴って企業内で働き方のパターンが多様化してくると、その勤怠管理はますます煩雑になってきます。法令を遵守しながら勤怠管理を効率的に行うためにも、自社に適した勤怠管理システムを導入する必要性は高いと言えるでしょう。

勤怠管理システムのメリット

勤怠管理システムを利用することで次のようなメリットが期待できます。

  1. 従業員の労働時間を正確に把握できる
  2. リアルタイムで把握できるため法律を遵守できる
  3. 集計や管理にかかっていたコストを大幅に削減できる
  4. 給与計算や申請など他の業務も効率化できる

集計や管理にかかる人的コストの大幅な削減は、残業時間と残業代の抑制にも繋がります。

また勤怠管理に関連する労働法に適切に対応することができ、法令遵守に寄与できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

特に「クラウド型勤怠管理システム」には法改正に合わせた自動アップデートが行われる製品もあるため、知らず法令違反していたという事態を避けることができます。

勤怠管理システムを導入する目的やメリットの詳細を知りたい方は下記記事もご覧ください。

勤怠管理システムとは?導入の目的やメリット・デメリットをわかりやすく解説

月次の勤怠計算、工数計算に大きな負担がかかっていませんか?

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせた「チムスピMix」(プラン名)では、正確な勤怠管理はもちろんのこと、「実労働時間」と「工数実績の合計時間」を簡単に完全一致させることができます。

\ 導入企業様の事例 /

  • 勤怠と工数の時間が完全に一致し、同時に確定するため、従業員・管理者双方で正確な工数把握にかかる時間を短縮できた
  • 日次での工数確定を実現し、2営業日以内に勤怠締めが行えるようになった
試しにサービスページで詳細を見てみる

【タイプ別比較表】勤怠管理システムの4タイプと選び方

本記事ではおすすめの勤怠管理システムを下記の4タイプに分類しました。

自社が勤怠管理で抱えている課題と照らし合わせ、各タイプからおすすめの製品を選んでみましょう。

勤怠管理システムのタイプ 特徴
特定の業種に特化 「IT業や広告業といったプロジェクト型ビジネス業」や飲食業・医療業など、特定業種の勤怠管理に最適な機能が搭載されたタイプ
複雑な勤務体系にもカスタマイズ可能 「1日に複数回の休憩がある」「社内独自の休暇がある」など、多様な勤務体系に合わせたカスタマイズができる勤怠管理システムのタイプ
労務業務全般をカバー 勤怠管理だけでなく、給与計算や年末調整などの労務業務全般を同じシリーズでカバーできるタイプ
シンプルな勤怠管理機能 正確な労働時間を集計する機能を中心とした、シンプルな勤怠管理機能に特化したタイプ

次からは、各タイプごとにおすすめ製品を紹介していきます。確認したいタイプが決まっている場合は、以下のリンクから直接製品紹介をご確認ください。

勤怠管理システムのタイプ1.特定の業種に特化

勤怠管理システムのタイプ2.複雑な勤務形態にもカスタマイズ可能

勤怠管理システムのタイプ3.労務業務全般をカバー

勤怠管理システムのタイプ4.シンプルな勤怠管理機能

おすすめ勤怠管理システム①特定の業種に特化したタイプ

業種特有の課題解決に特化した4製品を厳選しました。自社の業種やビジネスモデルに合った製品を選んでみましょう。

チムスピMix※ AKASHI キンタイミライ ジョブカン勤怠管理
特に適した業種/ビジネスモデル プロジェクト型ビジネス プロジェクト型ビジネス ホテルや物流・飲食業など サービス業や医療
主な機能

出退勤管理(PC・モバイル・ICカード・QRコード打刻など)

工数管理

有給管理(独自休暇の作成も可)

給与・工数レポート作成

外部マスタ連携(取り込み・出力)

ダッシュボード

ワークフロー(申請・承認)

英語対応 など

勤怠管理

テレワーク管理

年休管理

労働時間把握

シフト管理

工数管理

福利厚生ポイント管理

各種申請・承認

有休・振休・代休 付与・残数管理

給与計算向けデータの出力

PDF出勤簿

勤務中従業員一覧

パターン型 シフト管理 など

出勤管理

シフト管理

休暇の申請管理

工数管理

自動集計

超過労働対策

医療機関特化

専用アプリ など

初期費用 150,000円

0円

(オプションで初期設定サポート:50,000円)

要見積もり 0円
月額費用

1人あたり月額600円(50IDから利用可能)

※「チムスピ勤怠」と「チムスピ工数」を利用する場合

1人あたり月額200円~400円

(最低利用料は10名分から)

要見積もり 1人あたり月額200円~500円
強み 勤怠管理と工数管理を一元化して、実労働時間と整合性の取れた工数情報を取得できる 柔軟な料金プランで、必要な機能を利用できる カスタマイズ性が高く、ホテル・旅館業、運輸・倉庫業、流通・サービス業などにおける、従来のシステムでは実現が難しかった複雑な勤怠管理にも対応 シリーズ累計導入実績が25万社を超えており、導入企業数がトップレベル

※「チムスピMix」とは、チームスピリットが提供する「チムスピ勤怠」「チムスピ工数」などのシリーズをパッケージで導入できるプランのことです。

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

勤怠管理システムは業種やビジネスモデルによって適した製品が異なります。例えば、労務費が原価の大部分を占める、開発・制作・広告・士業・建設業など「プロジェクト型ビジネス」の企業であれば、勤怠管理と同時に工数管理を行えると締め作業や労務費算出の効率化に役立ちます。

また交替勤務の多いサービス業・医療職であれば、複雑なシフト管理に対応したシステムなら煩雑なシフト作成作業を効率化できるでしょう。

1.チムスピMix(チムスピ勤怠+チムスピ工数)

引用:チムスピMix

チムスピMixは、チームスピリットが提供する「チムスピ勤怠」「チムスピ工数」などのシリーズをパッケージで導入できるプランのことです。

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/QRコード/タイムレコーダー/NFCリーダ(カードリーダ)/マイフェアカード・シール/顔認証/セキュリティドア/PCログ

主な機能

出退勤管理(PC・モバイル)

工数管理

有給管理(独自休暇の作成も可)

客観ログを用いた打刻データの乖離チェック

給与レポート作成

ワークフロー(申請・承認)

英語対応 など

初期費用

150,000円

月額費用

1人あたり月額600円(50IDから利用可能)

※「チムスピ勤怠」と「チムスピ工数」を利用する場合

チムスピMixの強み

  • 勤怠管理と工数管理を一元化して、実労働時間と整合性の取れた工数情報を取得できる(正確な労務費を算出できる)
  • 実労働時間と工数時間が常に一致され、どんな勤務体系でもプロジェクト毎の正確な工数を取得できる
  • 高いカスタマイズ性を備え、様々なパターンの勤務体系を管理画面から簡単に設定できる
  • 利用している給与ソフト・会計ソフトに合わせたレイアウトで給与レポートと工数レポートを作成することができる

チムスピMixが特におすすめの企業

  • プロジェクト型ビジネスを行っている企業
  • 勤怠と工数の突合作業にミスや手間が生じている企業
  • 工数で人件費や料金を管理・設定している企業
  • 多様な勤務パターンを導入している企業
  • 月次の締め作業を改善していきたい企業
  • 専門の担当者による丁寧なサポートサービスを受けたい企業

チムスピMix(勤怠+工数)を導入すると、高度な労務管理と同時に工数管理を実施できるようになります。労務費を原価とするシステム開発業やITサービス業、広告・制作業などの「プロジェクト型ビジネス企業」の間で多く利用されています。

また、一度のログインで勤怠打刻と工数入力を行うことができます。日々の勤怠管理業務と連動して、正確な工数管理を行っていくための仕組みや取得した工数を効果的に活用していくための機能が備わっているため、詳細を見ていきましょう。

▼勤怠時間の範囲内で、各タスクやプロジェクトに使った時間の割合を指定して入力できる

teamspirit_kosu_nyuryoku.png

上記のような形で、勤怠時間をもとに工数入力を行えます。作業時間の合計は常に実労働時間の中で登録されるため、原価管理に求められるプロジェクト毎の正確な工数を日々取得することができるようになります。

▼勤怠データと工数データを活用して「組織の働き方」を可視化

teamspirit-kintai_kosu_dashboard.png

チムスピMixではダッシュボード機能も利用できるため、勤怠データ・工数データを用いて組織の働き方を定量的に可視化していくことも可能です。個人やチームの働き方を分析していくことで、業務効率化・生産性向上に向けたアクションへつなげていくことが期待できます。

月次の勤怠計算、工数計算に大きな負担がかかっている企業や、原価管理や生産性向上のために組織の働き方を可視化したい企業はぜひチムスピMixを検討してみてください。

まずはチムスピMix(チムスピ勤怠+チムスピ工数)の詳細を見てみる

2.AKASHI

AKASHI.png

引用:AKASHI公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

PCブラウザ/スマホ・タブレット/チャットツール連携(Slack・Chatwork)/ICカード打刻/静脈認証/顔認証打刻/顔認証・入退館打刻/PCログイン打刻

機能

勤怠管理

テレワーク管理

年休管理

労働時間把握

シフト管理

工数管理

福利厚生ポイント管理

各種申請・承認

初期費用

0円(オプションで初期設定サポート:50,000円)

月額料金

1人あたり月額200円~400円(最低利用料は10名分から)

システム連携

SmartHR、「Money Forwordクラウド給与 など

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

30日間の無料トライアル

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

AKASHIの強み

  • 業務の作業量や進捗を「見える化」できる
  • 柔軟な料金プランで、必要な機能を利用できる

AKASHIが特におすすめの企業

  • 必要性に応じて徐々に機能を拡張したい企業
  • プロジェクト型ビジネスを行っている企業

AKASHIは、多彩な機能を備えたクラウド(SaaS)型の勤怠管理システムです。パソコン、スマートフォン、専用打刻機など、様々な打刻方法に対応しており、オフィスでも出先からでも勤怠管理が行えます。

AKASHIの特徴は、柔軟な料金体系にあります。機能に応じて3つのプランから選択可能で、シンプルな機能だけで十分な企業から、シフト・工数管理まで行いたい企業まで、幅広く対応しています。まずはシンプルなプランからはじめ、徐々に機能を追加していくといった活用の仕方も可能です。

さらに、AKASHIは、SmartHRやMF クラウド給与など、他社サービスとの連携も進めており、人事労務管理業務全体の効率化を図ることができます。

3.キンタイミライ

引用:キンタイミライ公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/QRコード/指静脈/Windowsログオン/携帯電話+画面メモ

機能

有休・振休・代休 付与・残数管理

給与計算向けデータの出力

PDF出勤簿

勤務中従業員一覧

パターン型 シフト管理 など

初期費用

要見積もり

月額料金

要見積もり

システム連携

COMPANY、OBIC7、ORACLE EBS、SAP、給与奉行、POSITIVE、SuperStream、PCA給与、など

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

要問い合わせ

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

キンタイミライの強み

  • 3,000人以上の規模の市場で10年連続シェア1位を獲得(2024年6月時点)
  • カスタマイズ性が高く、ホテル・旅館業、運輸・倉庫業、流通・サービス業などにおける、従来のシステムでは実現が難しかった複雑な勤怠管理にも対応

キンタイミライが特におすすめの企業

  • ホテル・旅館業、運輸・倉庫業、流通・サービス業などの大企業

キンタイミライは、複雑な就業ルールを持つ大規模の会社に選ばれている勤怠管理システムです。10年連続で、3,000人以上の大企業に最も多く選ばれた実績を持っています。

特に、パソコンなどのデジタルツールに不慣れな従業員が多い現場や、ホテル・運輸・飲食・レジャー産業など、サービス業に分類される企業への導入実績が多くあります。

また、専任コンサルタントが導入後も点検・修正対応する機会もあり、手厚いサポートが受けられるのも強みです。

4.ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理公式サイト引用:ジョブカン勤怠管理公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/指静脈・顔認証/チャットツール連携(LINE・Slack)

機能

出勤管理

シフト管理

休暇の申請管理

工数管理

自動集計

超過労働対策

医療機関特化

専用アプリ など

初期費用

0円

月額料金

1人あたり月額200円~500円

システム連携

ジョブカンシリーズ(経費精算、給与計算、会計 など)

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

登録後、30日間無料で利用可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

ジョブカン勤怠管理の強み

  • シリーズ累計導入実績が25万社を超えており、導入企業数がトップレベル
  • シフト管理機能が優れている

ジョブカン勤怠管理が特におすすめの企業

  • 導入実績の多い勤怠管理システムを利用したい企業
  • 複雑なシフトパターンがあるサービス業や医療機関

ジョブカン勤怠管理は、ITトレンドの勤怠管理・就業管理システムの年間ランキング2024でNo.1を獲得したシステムです。シリーズ累計導入実績は2025年2月時点で25万社を超えており、多くの勤怠管理システムの中でもトップレベルの導入数を誇ります。

初期費用は無料で、月額費用は機能の組み合わせで200円~500円(1人あたり)です。出勤管理のみを利用する場合は月額200円で、出勤管理とシフト管理、休暇・申請管理、工数管理を全て利用する場合は月額500円となります。

5,000名超規模の会社にも導入事例があり、導入実績を重視して選びたい中規模~大規模の企業におすすめです。また、シフト管理機能が充実しているため、複雑なシフトになりがちなサービス業や、医療機関におすすめの製品です。

勤怠と工数を一致させたい企業には
チムスピMixが最適です

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせたプラン「チムスピMix」では、「実労働時間」と「工数実績の合計時間」を簡単に完全一致させることができます。

そのため、勤怠・工数の突合作業負担を軽減でき、締め時間の短縮はもちろん、正確な労務費の算出まで可能です。

試しにサービスページで詳細を見てみる

おすすめ勤怠管理システム②複雑な勤務体系にもカスタマイズ可能

カスタマイズの幅が広く、独自の勤怠ルールに合わせて柔軟に勤務体系を設定できる製品を3つ紹介します。

チムスピ勤怠 VGcloud 楽楽勤怠
主な機能

出退勤管理(PC・モバイル・ICカード・QRコード打刻など)

工数管理※

有給管理(独自休暇の作成も可)

客観ログを用いた打刻データの乖離チェック

給与レポート作成

ワークフロー(申請・承認)

英語対応 など

※工数管理機能の利用は「チムスピ工数」の同時導入が必要となります

労務リスクのチェック

届出ワークフロー

休暇管理

変形労働時間やテレワークの労働時間管理

ダッシュボード機能

パート・アルバイトのシフト作成・管理 など

出退勤管理

勤務体系ごとの勤務時間集計

有給管理

残業管理

工数管理

残業アラート

有給取得漏れ通知

承認フロー設定 など

初期費用 150,000円 要見積もり 要問合せ
月額費用 1人あたり月額400円(50IDから利用可能) 要見積もり 月額30,000円~
強み 高いカスタマイズ性を備え、様々なパターンの勤務体系を管理画面から簡単に設定できる 自社の課題に合わせてヒアリング・要件定義・設計・構築が可能 工数などの各種管理機能があり、企業独自のルールや複雑な設定にも対応可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

企業によって勤怠に関するルールは様々です。システムによって勤怠管理を効率化するには、ネックとなっているルールに対応できるか確認することが重要です。

勤怠管理システムで対応可能か確認が必要なルールの例

  • 1日に複数回の休憩が可能か
  • 独自休暇の有給・無給の設定が可能か
  • リモートワーク(テレワーク)中の複数回の中抜けに対応できるか
  • 勤務時間の端数処理を適切かつ柔軟に設定できるか
  • フレックスタイム制の1カ月を超える清算期間が設定できるか

勤怠管理システムが実際に自社のルールに合わせられるかは、システム紹介ページの情報のみではわからないケースも数多くあります。そのため製品をいくつかピックアップできたら、導入事例を見てみたり、実際にベンダーに相談してみたりすることがおすすめです。

5.チムスピ勤怠

引用:チムスピ勤怠公式サイト

提供形態 クラウド(SaaS)型
打刻方法 パソコン/スマートフォン/タブレット/QRコード/タイムレコーダー/NFCリーダ(カードリーダ)/マイフェアカード・シール/顔認証/セキュリティドア/PCログ
機能

出退勤管理PC・モバイル・ICカード・QRコード打刻など)

工数管理※

有給管理(独自休暇の作成も可)

客観ログを用いた打刻データの乖離チェック

給与レポート作成

ワークフロー(申請・承認)

英語対応 など

※工数管理機能の利用は「チムスピ工数」の同時導入が必要となります

初期費用 150,000円
月額料金

1人あたり月額400円(50IDから利用可能)

※「チムスピMix(勤怠+工数)」の場合は月額600円

システム連携

freee人事労務、給与奉行クラウド、SmartHR など

他基幹システム(ERP)との連携実績多数

CSV形式での各給与計算システムとの連携

導入実績

・合同会社DMM.com

・大創株式会社

・東京ガスiネット株式会社

・株式会社池下設計

・株式会社カオナビ など

導入事例集はこちら

チムスピ勤怠の強み

  • 高いカスタマイズ性を備え、様々なパターンの勤務体系を管理画面から簡単に設定できる
  • 高度な労務レポート機能や豊富なアラート機能で、長時間労働などの労務リスクに対処できる

チムスピ勤怠が特におすすめの企業

  • 労務費を原価とするシステム開発業やIT業などのプロジェクト型ビジネス企業
  • 多様な勤務パターンを導入している企業
  • 従業員の労務意識を高め、労務コンプライアンスを遵守していきたい企業
  • 残業管理を適正化して内部統制を強化していきたいIPO準備企業
  • 月次の締め作業を改善していきたい企業
  • 専門の担当者による丁寧なサポートサービスを受けたい企業

チムスピ勤怠は10年以上の提供実績を持つ、クラウド勤怠管理の先駆けとなるサービスです。勤怠管理と同時に工数管理を実施することもできるため、特にシステム開発業やITサービス業、広告・制作業などの「プロジェクト型ビジネス企業」で選ばれています。

勤怠管理では一度のログインで勤怠打刻と工数入力を行うことができることで常に勤務時間とプロジェクト工数の整合性が取れ、正確な労務費を算出していくことができるようになります。

▼例:勤務表にて、勤怠と工数の不一致を知らせるアラート(赤いビックリマークの箇所が不整合)

teamspirit-alert_kintai_kousu.png

また、集計機能とレポート機能に強みを持っており、リアルタイムな残業・有給管理、給与レポートの作成自動化など、労務担当者の業務効率を改善していくことができます。

▼例:各種勤怠状況の可視化レポート

teamspirit-dashboard.png

▼例:有給休暇の付与状況レポート

teamspirit-kyuukahuyo_report.png

勤務体系の追加や修正も管理画面から手軽に実施できるため、法改正・就業規則の改定に対応していきやすいのも、労務担当者には嬉しいポイントです。

  • 月次の勤怠計算、工数計算に大きな負担がかかっている
  • 36協定や有給の管理が後手に回っており、法令遵守に苦慮している
  • システムの運用が足かせになって、時流や社員の要望に合わせた働き方を柔軟に取り入れることができていない

このような企業は、ぜひチムスピ勤怠を検討してみてください。

まずはチムスピ勤怠の詳細を見てみる

6.VGcloud

VGcloud.png

引用:VGcloud 公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

ICカード/タイムカード/PC/マートデバイス/生体認証など

機能

労務リスクのチェック

届出ワークフロー

休暇管理

変形労働時間やテレワークの労働時間管理

ダッシュボード機能

パート・アルバイトのシフト作成・管理 など

初期費用

要見積もり

月額料金

要見積もり

システム連携

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

デモ利用が可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

VGcloud の強み

  • 中~大規模企業の導入実績が多い
  • 自社の課題に合わせてヒアリング・要件定義・設計・構築が可能

VGcloudが特におすすめの企業

  • 自社の働き方や業務内容の問題点に合わせて勤怠管理システムを設計・構築したい企業
  • 手厚い導入支援を受けたい企業

VGcloudは、タイムカードでお馴染みのAMANO社が提供する50〜500人の小規模~中規模企業に適した勤怠管理システムです。柔軟性が高く、法改正や働き方の変化に合わせた運用が可能です。

また使いやすさを追求したTOP画面では、部署メンバーの出勤情報、在宅勤務状況をひと目で把握したり、残業時間・有給取得などの様々な項目を一画面で閲覧したりすることができます。

他にも、経験豊富な専門SEがトータルサポートによる導入支援を受けられる点も特徴です。

7.楽楽勤怠

rakuraku_kintai.png

引用:楽楽勤怠公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS

機能

出退勤管理

勤務形態ごとの勤務時間集計

有給管理

残業管理

工数管理

残業アラート

有給取得漏れ通知

承認フロー設定 など

初期費用

要問合せ

月額料金

月額30,000円~

システム連携

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

要問合せ

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

楽楽勤怠の強み

  • 工数などの各種管理機能があり、企業独自のルールや複雑な設定にも対応可能
  • クラウドサービス累計導入社数83,000社以上(2024年3月末時点)への導入実績がある

楽楽勤怠が特におすすめの企業

  • 安価に工数管理も行いたい企業
  • 金額だけではなく機能やカスタマイズ性も重視したい企業

楽楽勤怠は、機能が豊富な勤怠管理システムです。有給やシフト管理などはもちろん、安価な製品にはなかなか搭載されていない工数管理の機能も利用できます。

導入実績も豊富でさまざまな企業のルールに対応可能なので、安価な中でも機能の柔軟性を求める企業におすすめです。

プロジェクトの赤字脱却や内部統制強化なら
「チムスピMix」がおすすめ!

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせたプラン「チムスピMixでは、正確な勤怠管理はもちろんのこと、「実労働時間」と工数実績の合計時間を手軽に完全一致させることができます。また、豊富なレポート機能で、各種指標の見える化も可能です。

\ 導入企業様の事例 /

  • アサイン率データに基づいた案件獲得量の計画で人件費の適正化につながった
  • 原価の予実状況や着地予測などの見える化で、赤字案件が大幅減少した
  • 正確な工数を簡単に入力できるようになり、内部統制の強化につながった
試しにサービスページで詳細を見てみる

おすすめ勤怠管理システム③労務業務全般をカバー

勤怠管理以外の機能が充実していたり、同じシリーズで他の労務業務をカバーできたりするシステムを4製品紹介します。段階的に労務業務をシステム化していきたい企業や、既に同シリーズの別システムを利用している場合におすすめです。

freee勤怠管理Plus ジンジャー勤怠 マネーフォワードクラウド勤怠 オフィスステーション勤怠
主な機能

勤怠管理

勤務体系管理

シフト管理

ワークフロー

休暇管理

アラート機能

集計項目カスタマイズ など

出退勤管理

自動集計

申請承認(ワークフロー)

シフト管理

有休管理

予実管理

アラート機能

英語対応

専用アプリ など

勤怠管理

ワークフロー

異動履歴管理

休暇管理

アラート機能

シフトやフレックスタイムなどの就業形態管理 など

残業時間の管理

スケジュール・シフト管理

休暇管理

リモートワーク・時差出勤対応

アラート機能

従業員マイページ

ワークフロー(申請・承認)

データ分析

休暇管理

専用アプリ など

初期費用 0円 要見積もり 0円 110,000円
月額費用 300円/名~ 1人あたり月額300円~

▼基本料金
小規模事業者向け:2,980円/月~
中小企業向け:4,980円/月~

▼従量課金
クラウド勤怠:300円/名~

1人あたり月額330円(最低利用料3,300円)
強み 料金プランがシンプルで打刻の種類が比較的豊富 他のジンジャーシリーズ(人事労務・給与・経費・請求書・電子契約など)と連携すればバックオフィス業務を一元管理できる 「会計」「請求書」「年末調整」など、必要に応じて契約できる豊富な従量課金サービス セキュリティの取り組みが厚く、スケジュールパターンを無制限に作成可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

8.freee勤怠管理Plus

freee_plus.png

引用:freee勤怠管理Plus 公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/ICカード/共通端末(PCやタブレットなど)/生体認証GPS/チャット(LINEWORKS)

機能

勤怠管理

勤務形態管理

シフト管理

ワークフロー

休暇管理

アラート機能

エクスポート・インポート

集計項目カスタマイズ など

初期費用

0円

月額料金

300円/名~

システム連携

freee人事労務との連携

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

要問合せ

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

freee勤怠管理Plusの強み

  • 打刻の種類が比較的豊富

freee勤怠管理Plusが特におすすめの企業

  • 自社に最適な打刻方法があり、それを活用したい企業
  • freee人事労務を既に導入しており、連携性にメリットを感じる企業

freee勤怠管理Plusは、料金プランがシンプルで最低利用人数などもありません。一律で一人300円/月額となっています。

また、打刻方法は他のシステムにはなかなか取り入れられていない生体認証(指紋・静脈認証)があるので、本人以外では打刻が決して行えず、不正防止に役立ちます。

freee人事労務との連携ができるので、既に利用されている企業には特におすすめです。

9.ジンジャー勤怠

jinjer.png

引用:ジンジャー勤怠公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/チャット打刻(Slack・Chatwork)

機能

出退勤管理

自動集計

申請承認(ワークフロー)

シフト管理

有休管理

予実管理

アラート機能

英語対応

専用アプリ など

初期費用

要見積もり

月額料金

1人あたり月額300円~

システム連携

統一データベースによる、CSV不要のシリーズ連携(人事労務、給与計算 など)

お試し

1ヶ月の無料トライアルが可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

ジンジャー勤怠の強み

  • 他のジンジャーシリーズ(人事労務・給与・経費・請求書・電子契約など)と連携すればバックオフィス業務を一元管理できる

ジンジャー勤怠が特におすすめの企業

  • ジンジャーシリーズでバックオフィス業務を一元管理したい企業
  • チャット打刻したい企業

ジンジャー勤怠は、2024年6月時点で1.8万社が導入しているジンジャーシリーズのうちの1つの機能として存在する勤怠管理システムです。

初期費用は無料で、月額料金は1人あたり300円です。なお、ジンジャー勤怠と同じジンジャーシリーズには、ほかに「jinjer人事労務」「jinjer給与」「jinjerワークフロー」というサービスも存在しており、それらもそれぞれ月額300円/人で使える料金体系となっています。

ジンジャー勤怠には有料オプション機能もあり、雇用契約や社保手続きなどにも対応させたい場合には、別途追加料金を支払って機能を拡充することができます。

「API連携できる外部システムが無い」のがジンジャー勤怠の弱みであるため、ジンジャー勤怠を利用するならば、ジンジャーシリーズ内で機能を追加し、他の業務もカバーするのがおすすめの使い方です。

10.マネーフォワードクラウド勤怠

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※引用:マネーフォワードクラウド勤怠公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/ICカード

機能

勤怠管理

ワークフロー

異動履歴管理

休暇管理

アラート機能

シフトやフレックスタイムなどの就業形態管理 など

初期費用

0円

月額料金

▼基本料金
小規模事業者向け:2,980円/月~
中小企業向け:4,980円/月~

▼従量課金
クラウド勤怠:300円/名~

システム連携

マネーフォワードシリーズとの連携(クラウド給与、クラウド年末調整 など)

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

1ヶ月間の無料トライアルが可能

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マネーフォワードクラウド勤怠の強み

  • 法改正時も無料でアップデート可能
  • 「会計」「請求書」「年末調整」など、必要に応じて契約できる豊富な従量課金サービス

マネーフォワードクラウド勤怠が特におすすめの企業

  • マネーフォワードシリーズシリーズでバックオフィス業務を一元管理したいと考えている50名以下の中小企業

マネーフォワードクラウド勤怠は、会計から経費まで幅広いサービスを展開する「マネーフォワードシリーズ」のサービスのひとつです。

基本の料金体系が他のシステムと異なり、基本料金+従量課金制になっており、自社にとって必要な機能だけを取捨選択できます。

各種マネーフォワードサービス間でデータ連携することも可能ですが、現在使用中の他システムと連携させることもできます。「勤怠」「会計」「給与」はマネーフォワードで行い、その他の労務管理業務は他システムで運用する、といった使い方もできます。

「勤怠管理を含めた幅広い人事労務管理を一括してクラウドシステム上で行いたい」「使わない機能や、無駄なIDは極力少なくしてシステムを運用したい」という要望をもった企業向けの製品です。

11.オフィスステーション勤怠

引用:オフィスステーション勤怠

提供形態 クラウド(SaaS)型
打刻方法 パソコン/スマートフォン/タブレット
機能

残業時間の管理

スケジュール・シフト管理

休暇管理

在宅勤務・時差出勤対応

アラート機能

従業員マイページ

ワークフロー(申請・承認)

休暇管理 など

初期費用 110,000円
月額料金 1人あたり月額330円(最低利用料3,300円)
システム連携

同社シリーズとの連携(給与計算、人事労務、年末調整 など)

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し 30日間の無料体験が可能

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オフィスステーション勤怠の強み

  • スケジュールパターンを無制限に作成可能
  • サービス品質保障制度を導入している

オフィスステーション勤怠が特におすすめの企業

  • 多様な働き方の制度がある企業
  • セキュリティ要件が厳しい企業

オフィスステーション勤怠は、2024年11月時点で導入企業数45,000社超、一年間の継続率が99.7%と、広く支持を得ている勤怠管理システムです。セキュリティの取り組みが特徴的でサービス品質保障制度を導入しており、セキュリティ要件の厳しい企業でも安心して利用できるクラウド型システムです。

スケジュールパターンを無制限に作成できるのも強みで、シフト従業員が多い企業はもちろん、時差出勤や多様な働き方制度を導入している企業にもおすすめです。

また、同シリーズに給与計算、人事労務、年末調整などのシステムの用意があるので、必要な機能だけを有料で使う事もできます。

月次の勤怠計算、工数計算に大きな負担がかかっていませんか?

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせたプラン「チムスピMixでは、正確な勤怠管理はもちろんのこと、「実労働時間」と工数実績の合計時間を簡単に完全一致させることができます。

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  • 勤怠と工数の時間が完全に一致し、同時に確定するため、従業員・管理者双方で正確な工数把握にかかる時間を短縮できた
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おすすめ勤怠管理システム④シンプルな勤怠管理機能

シンプルでわかりやすい勤怠管理機能に特化した、比較的リーズナブルな製品を4つ紹介します。初めて勤怠管理システムを導入する企業や、導入に時間も予算もあまりかけられない場合におすすめです。

KING OF TIME ハーモス勤怠(HRMOS勤怠) CLOUZA(クラウザ) キンコン
主な機能

残業時間の管理

スケジュール・シフト管理

フレックス・変形労働制などの管理

ワークフロー(申請・承認)

データ分析

休暇管理

専用アプリ など

日々の勤怠確認(打刻データ・勤務データ)

申請・承認(ワークフロー)

勤怠データ出力(CSV出力)

勤怠レポート

残業アラート

有給休暇等の休日・休暇管理

テレワーク・在宅勤務への対応

さまざまな就業規則への対応

専用アプリ など

勤務状況のリアルタイム管理

集計データの確認・修正

シフト管理

位置情報の確認

アラート機能

PDF出力機能 など

勤務状況のリアルタイム管理

アラート機能

位置情報の確認

従業員毎の労働条件設定

休日・休暇設定 など

初期費用 0円 0円 0円 0円
月額費用 1人あたり月額300円

30名以下の場合:無料

31名以上の場合:1人あたり月額100円~

1人あたり月額200円~ 1人あたり月額220円~(最低利用人数5名)
強み API連携できる外部システムが34サービスと、他システムと比べてもかなり豊富 Web給与明細や年末調整にも対応できる 完全従量課金制なので、繁忙期に従業員数を増やす企業にも対応できる ビジネスチャット打刻の種類が豊富

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12.KING OF TIME

引用:KING OF TIME公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/指紋・指静脈/Windowsログオンログオフ/カメレオンコード/LINE WORKS

機能

残業時間の管理

スケジュール・シフト管理

フレックス・変形労働制などの管理

ワークフロー(申請・承認)

データ分析

休暇管理

専用アプリ など

初期費用

0円

月額料金

1人あたり月額300円

システム連携

各種給与計算システムとの連携(給与奉行、弥生給与、PCA給与シリーズ など)

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

本番と同じ環境で30日間の無料体験が可能

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KING OF TIMEの強み

  • Windowsログオンログオフや決済端末連携、健康管理アプリなど、打刻方法の種類が多い
  • API連携できる外部システムが34サービスと、他システムと比べてもかなり豊富

KING OF TIMEが特におすすめの企業

  • 小規模企業から5,000名までの中規模の企業、打刻方法の種類の豊富さを重視したい企業、API連携できる外部サービスの多さを重視したい企業

KING OF TIMEは、2025年1月時点で導入企業数60,000社以上、利用ユーザー数380万人以上を誇る、シンプルでありながら機能豊富なクラウド(SaaS)型勤怠管理システムです。初期費用が無料で、月額料金が1人あたり300円のワンプライスという、分かりやすい料金体系が大きな魅力です。

打刻方法の種類が豊富であり、同じシンプル型の他サービスがあまり対応していないカメレオンコードやチャット打刻(WowTalk・LINE WORKS)、決済端末連携、温度検知連携などを利用できます。

また、API連携できる外部システムが多く、freee人事労務、マネーフォワードクラウド給与、SmartHR、給与奉行クラウドなど34のサービスとシームレスに連携できます。

さらに、追加料金なしで同シリーズの人事労務システム、データ分析システム、給与計算システムも利用できるのが嬉しいポイントです。

13.ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)

引用:ハーモス勤怠公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/QRコード/チャットツール連携(LINE・Slack・LINE WORKS)

機能

日々の勤怠確認(打刻データ・勤務データ)

申請・承認(ワークフロー)

勤怠データ出力(CSV出力)

勤怠レポート

残業アラート

有給休暇等の休日・休暇管理

テレワーク・在宅勤務への対応

さまざまな就業規則への対応

専用アプリ など

初期費用

0円

月額料金

30名以下の場合:無料

31名以上の場合:1人あたり月額100円~

システム連携

SmartHR、freee人事労務、マネーフォワードクラウド給与 など

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

1ヵ月間(30日間)の無料お試しあり

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ハーモス勤怠の強み

  • 従業員30名以下なら無料、31名以上でも月額100円~と、月額料金が安い
  • Web給与明細や年末調整にも対応できる

ハーモス勤怠が特におすすめの企業

  • 中小企業やベンチャー企業など従業員数がそれほど多くない企業
  • チャットツール連携(LINE・Slack・LINE WORKS)で打刻したい企業
  • Web給与明細や年末調整にも対応したい企業
  • できるだけ安く勤怠管理システムを導入したい企業

ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、中小企業・ベンチャー企業を中心に累計100,000社もの導入実績(2025年1月末時点)があるクラウド勤怠管理システムです。以前は「IEYASU」というサービス名でしたが、2022年2月からサービス名を変更しています。

初期費用は無料で、従業員30名以下ならなんと月額料金も無料でサービスを利用できます。31名以上の場合は1人あたり月額100円~となります。また、Web給与明細や年末調整の機能も完全無料で使うことができます。

価格の安さで選びたい中小企業やベンチャー企業など、従業員数がそれほど多くない企業に特におすすめです。

14.CLOUZA(クラウザ)

CLOUZA(クラウザ)公式サイト引用:CLOUZA(クラウザ)公式サイト

提供形態

クラウド(SaaS)型

打刻方法

パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/タイムカード

機能

勤務状況のリアルタイム管理

集計データの確認・修正

シフト管理

位置情報の確認

アラート機能

PDF出力機能 など

初期費用

0円

月額料金

1人あたり月額200円~

システム連携

弥生給与、freee、マネーフォワード、PCA、給与奉行 などの様式に合わせたデータ出力

CSV形式での各給与計算システムとの連携

お試し

オプション機能を含めた全機能を30日間無料で利用可能(5人まで)

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

CLOUZA(クラウザ)の強み

  • 少人数でシンプルな勤怠管理を行うのに最適
  • 完全従量課金制なので、繁忙期に従業員数を増やす企業にも対応できる

CLOUZA(クラウザ)が特におすすめの企業

  • 比較的小規模な企業
  • オンシーズンとオフシーズンで打刻する従業員の人数が変わる企業

CLOUZA(クラウザ)は、勤怠管理システムのラインナップを多数持つアマノ株式会社のエントリーモデルにあたるクラウド(SaaS)型システムです。1名~最大500名までの管理が可能ですが、公式サイトでは100名規模までの利用を推奨しています。

初期費用が無料・月額200円/人で、「毎月打刻した人数だけ」の完全従量課金制なので、閑散期と繁忙期で勤怠管理をする人数が変動する企業におすすめです。

特徴的な機能やAPI連携できるシステムはなく、「とにかくシンプルなクラウド勤怠管理システムが良い」という企業に向いています。

15.キンコン

引用:キンコン公式サイト

提供形態 クラウド(SaaS)型
打刻方法 パソコン/スマートフォン/タブレット/ICカード/チャット(Slack、Chatwork、LINE WORKS、kintone、Garoon)
機能

勤務状況のリアルタイム管理

アラート機能

位置情報の確認

従業員毎の労働条件設定

休日・休暇設定 など

初期費用 0円
月額料金 1人あたり月額220円~(最低利用人数5名)
システム連携 CSV形式での各給与計算システムとの連携
お試し 最大2カ月間0円でお試し可能

※最新の情報は提供会社へお問い合わせください。

キンコンの強み

  • 安価にクラウドの勤怠管理システムを使うことができる
  • ビジネスチャット打刻の種類が豊富

キンコンが特におすすめの企業

  • ビジネスチャットツールやkintoneの利用が浸透している企業
  • 勤怠管理システムを使ったことがない企業

キンコンは、安価ながらも勤怠管理システムの標準的な機能を備えたクラウド(SaaS)型システムです。残業時間超過や承認待ちを知らせるアラート機能や、従業員毎に労働条件の設定ができるなど、法律遵守のための機能も備わっています。

打刻方法もチャット打刻の種類が豊富で、チャットツールを日常的に利用している企業であれば導入後の違和感も少ないでしょう。

勤怠管理システムを使ったことが無い企業や創立間もない企業などに特におすすめの勤怠管理システムです。

勤怠管理システムの料金構成と相場

勤怠管理システムの料金構成は「クラウド(SaaS)型」か「オンプレミス型」かで大きく異なります。

クラウド(SaaS) オンプレミス
特徴 システムを自社で構築・保有する必要がなく、システム保守も基本的には不要 自社でシステムを保有(もしくは外部に委託)し、ネットワークも社内のものを利用する
初期費用

0円~20万円程度

(サービス導入時に支払う初期費用)

数百万円〜

(開発費用)

月額費用 1名あたり100円~800円程度 状況により異なる

「セキュリティ要件が特に厳しい」「自社用にフルカスタマイズされた製品を使いたい」という理由がある場合を除き、スピーディーかつコストを抑えて導入できるクラウド型がおすすめです。

なお価格は導入や入れ替えを検討するにあたって重要な目安となりますが、価格だけで決めることはしないようにしましょう。導入したにも関わらず自社のルールに対応できなかったり、社員が利用するのに時間がかかったりということがあると業務効率化に繋がらず、結局人的コストがかかることになってしまいます。

勤怠管理システムの比較ポイント

勤怠管理システムを比較する際に確認しておきたい事項9つを表にまとめました。

1.適したビジネスモデル 自社の業種や業界・ビジネスモデルに適した勤怠管理が行えるか
2.打刻方法 働き方に合わせた打刻が行え、それを習慣化できるか、セキュリティ要件を満たしているか
3.カスタマイズ性 自社が採用している就業規則について網羅的に正しく管理できるか、将来的な規模拡大などに対応できるか
4.他のシステムとの連携性 給与計算システムなど、既に導入している他のシステムと連携できるか
5.法改正に対応できるか 法改正に対応し、自動でアップデートされるかどうか
6.サポートの手厚さ ベンダーが自社の勤怠管理について深く理解し、アドバイスや提案をしてくれるか
7.システム操作のしやすさ 従業員が日々の打刻をしやすいか、管理者が勤怠データを分析し業務改善に活かせるか
8.セキュリティ品質 セキュリティ要件を満たすかどうか
9.費用

自社に必要な機能を満たした上で、許容できるコストになっているか

(一般的には、1名あたり100円~800円程度)

現在利用している勤怠管理システムに課題を感じており、リプレイスを検討している場合は「自社独自のルールや働き方に対応できるシステムかどうか」を見極めることが重要です。

はじめに、今まで使用していたシステムやエクセルを使う上で大変だったこと、時間がかかっていたことをできる限り細かく洗い出していきます。すでに勤怠管理システムを使用していた場合は、自社独自のルールや働き方によって使いづらかった部分に注目するとよいでしょう。

洗い出した課題を踏まえて、勤怠管理システムに求める機能を挙げていきます。それぞれに優先順位も付けていきましょう。

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カスタマイズ性で勤怠管理システムを比較するには

どこまで会社の勤怠ルールに沿った設定が行えるかは、製品のカスタマイズ性によって大きく異なります。勤怠管理システムの導入でよくある課題と、カスタマイズ性の高いシステムで解決できる例は以下の通りです。

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仮に「リモートワークに対応」とされていても、実際に使ってみると細かい中抜けに対応していなかったり、フレックスタイム制度での勤怠管理が行えなかったりすることがあります。

そのためどの程度まで柔軟にカスタマイズできるか、自社のルールに合わせられるかを比較するには、ベンダーに直接相談することがおすすめです。

あらかじめ明確にしておいた課題や自社の働き方などをベンダーに伝えて、「その製品で本当に自社の課題を解決できるのか」を製品ごとに確認していきましょう。

この際に、ベンダーの応対やカスタマーサポートの品質(運用支援の体制)なども同時にチェックしてみましょう。

「見直し・入れ替え(リプレイス)向き」か「初めての導入向き」か

勤怠管理システムを選択する際には、既に導入している企業が見直す(リプレイスする)際に向いているものと、初めて導入する企業に向いているものに分けることもできます。

リプレイスに向いている製品は、単価がやや高めではありますが、自社が現在抱えている勤怠管理上の課題を解決するための十分な機能が備わっているケースが多いです。

一方で初めての導入に向いているシステムは、価格が安い反面、機能や柔軟性が足りないケースがあります。ある程度規模が大きかったり、さまざまな働き方を導入している企業だと、それらに対応できず「結局集計を手作業で行う」といったことが起こりがちです。

そのため、リプレイスなのか初めて導入するかによって適した製品同士を比較検討すると良いでしょう。

初めて勤怠管理システムを導入する場合は、勤怠管理に関する本当の課題がまだ見えてこないことも多いです。そのためまずは、低価格でシンプルなシステムを運用してみましょう。その後規模の拡大や働き方の変化に伴って課題が出てきたタイミングで、上記の中~大規模製品にリプレイスするのがおすすめです。

まとめ|自社に合ったクラウド勤怠管理システムを選ぼう

この記事では、勤怠管理システムの製品による違いを比較しながらタイプ別のおすすめのシステムや選び方のポイントを具体的に紹介しました。

数ある製品の中で自社に合ったものを選ぶには、自社に合わせて柔軟なカスタマイズができるか、会社規模に合った機能やサポートなどを有しているかといった観点を中心に、比較検討していくと良いでしょう。

どの製品を選ぶにせよ、いきなり一社のサービスに絞り込んでしまうのではなく、価格帯が異なる複数の製品をピックアップし、ベンダーに相談してみるのがおすすめです。

勤怠と工数を一致させたい企業には
チムスピMixが最適です

勤怠管理システムと工数管理システムを掛け合わせたプラン「チムスピMix」では、「実労働時間」と「工数実績の合計時間」を簡単に完全一致させることができます。

そのため、勤怠・工数の突合作業負担を軽減でき、締め時間の短縮はもちろん、正確な労務費の算出まで可能です。

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